
不動産売却の流れを徹底解説|査定から売却・引き渡しまでの7ステップ
「不動産を売りたいけれど、何から始めればいい?」
「査定をしてから、実際に家が売れるまでどんな流れなの?」
「不動産会社との契約や売買契約はいつするの?」
不動産売却が初めての方にとって、売却の流れは分かりにくいものです。
不動産売却は、ただ「査定をして、買主を探して、売る」というだけではありません。
査定 → 不動産会社選び → 媒介契約 → 販売活動 → 内覧 → 売買契約 → 決済・引き渡し
という流れで進んでいくのが一般的です。
この記事では、松本市・長野県で家・土地・中古住宅・空き家などの売却を検討している方に向けて、不動産売却の流れを初心者にも分かりやすく解説します。
不動産売却の流れを7ステップで解説
まず、不動産売却全体の流れを確認しましょう。
STEP1 不動産売却について相談する
↓
STEP2 不動産査定を依頼する
↓
STEP3 売却価格・販売方法を決める
↓
STEP4 不動産会社と媒介契約を結ぶ
↓
STEP5 販売活動・内覧を行う
↓
STEP6 買主と売買契約を締結する
↓
STEP7 決済・引き渡しを行う
この7つのステップを順番に進めていきます。
ただし、売却する不動産の種類や住宅ローンの有無、相続物件かどうかなどによって、必要な手続きは変わります。
STEP1|まずは不動産売却について相談する
不動産売却を考えたら、まずは不動産会社に相談してみましょう。
この段階では、
「まだ売ると決めていない」
という状態でも問題ありません。
例えば、
- 家を売ったらいくらになる?
- 土地はいくらで売れる?
- 相続した実家をどうすればいい?
- 空き家を売却したほうがいい?
- 築30年以上でも売れる?
- 住宅ローンが残っていても売れる?
- 売却にどのくらい期間がかかる?
など、疑問に思っていることを相談します。
売却を急いで決めるのではなく、まずは現在の不動産の価値を知ることから始めるのがおすすめです。
STEP2|不動産査定を依頼する
次に、不動産会社へ査定を依頼します。
不動産査定とは、
「現在、この不動産がどのくらいの価格で売れる可能性があるのか」
を不動産会社が判断することです。
査定では、
- 土地の面積
- 建物の面積
- 築年数
- 建物の状態
- 接道状況
- 駅・バス停からの距離
- 周辺環境
- 駐車場
- 周辺の取引事例
- 現在販売されている競合物件
などを総合的に確認します。
「査定価格=実際に売れる価格」ではない
ここは不動産売却で非常に重要です。
不動産会社から、
「査定価格3,000万円です」
と言われたからといって、必ず3,000万円で売れるとは限りません。
査定価格はあくまでも、
「この条件なら、このくらいの価格で売れる可能性がある」
という目安です。
そのため、査定価格だけで不動産会社を選ぶのではなく、
「なぜこの価格なのか?」
を確認することが大切です。
以前の記事「不動産査定で損しない方法」でも詳しく解説しています。
STEP3|売却価格と販売方法を決める
査定結果を確認したら、
「いくらで売り出すのか」
を決めます。
売主様の希望価格だけでなく、
- 周辺の成約事例
- 現在の市場状況
- 競合物件
- 建物の状態
- 土地の条件
- 売却希望時期
などを考慮して価格を決定します。
高く売りたい?早く売りたい?
不動産売却では、
「できるだけ高く売りたい」
という希望と、
「できるだけ早く売りたい」
という希望の両方があります。
例えば、
高値を狙う
→ 売却期間が長くなる可能性
早期売却を優先する
→ 相場を考慮して価格設定
というように、価格と売却期間には一定の関係があります。
そのため、不動産会社と、
「いつまでに売りたいのか」
を明確にしておくことが重要です。
STEP4|不動産会社と媒介契約を結ぶ
売却を依頼する不動産会社が決まったら、媒介契約を締結します。
媒介契約とは、
「この不動産会社に不動産売却を依頼します」
という契約です。
媒介契約には、主に3種類あります。
専属専任媒介契約
1社の不動産会社だけに仲介を依頼する契約です。
売主自身が買主を見つけて契約することも制限されます。
不動産会社には、一定期間ごとの業務報告などが義務付けられています。
専任媒介契約
こちらも1社の不動産会社に依頼する契約ですが、
売主自身が見つけた買主と契約することは可能
です。
一般媒介契約
複数の不動産会社に依頼できる契約です。
それぞれの契約にはメリット・デメリットがあります。
物件や売主様の状況によって適した契約は異なるため、契約内容をよく確認しましょう。
STEP5|不動産の販売活動を開始
媒介契約を結んだら、いよいよ販売活動が始まります。
不動産会社は、
- 不動産ポータルサイトへの掲載
- 自社ホームページへの掲載
- 不動産会社間の情報共有
- 既存の購入希望者への紹介
- 写真撮影
- 現地案内
- オープンハウスなど
さまざまな方法で購入希望者を探します。
売却活動で重要なのは、
「物件の魅力を購入希望者にきちんと伝えること」
です。
不動産広告の写真は非常に重要
現在では、多くの人がインターネットで不動産を探します。
そのため、
写真の第一印象
が問い合わせにつながるかどうかに影響します。
例えば、
- 明るいリビング
- キッチン
- 浴室
- 玄関
- 庭
- 駐車場
- 外観
- 眺望
など、購入希望者が知りたい情報を分かりやすく掲載することが大切です。
STEP6|購入希望者の内覧
購入希望者から問い合わせがあれば、実際に物件を見てもらいます。
これが内覧です。
内覧では、購入希望者が、
- 部屋の広さ
- 日当たり
- 建物の状態
- 水回り
- 収納
- 庭
- 駐車場
- 周辺環境
などを確認します。
内覧前にやっておきたいこと
少しでも良い印象を持ってもらうため、
掃除
特に玄関・水回りをきれいにする。
整理整頓
部屋をできるだけ広く見せる。
換気
空き家の場合は特に重要です。
庭の手入れ
雑草や伸びすぎた樹木などを整理する。
明るくする
カーテンを開け、照明をつけるなどして明るい印象にする。
これだけでも内覧時の印象が変わる場合があります。
STEP7|購入申し込み・売買契約
購入希望者が、
「この家を購入したい」
となった場合、購入申込書などが提出されます。
その後、
- 売買価格
- 引き渡し時期
- 手付金
- 住宅ローンの利用
- その他の契約条件
などを調整します。
条件がまとまったら、売買契約を締結します。
売買契約時に必要になる主なもの
物件や取引内容によって異なりますが、一般的には、
- 本人確認書類
- 印鑑
- 登記識別情報・権利証
- 固定資産税関係の書類
- 建物・土地に関する資料
などを準備します。
必要書類については、売却を依頼した不動産会社から案内を受けましょう。
売買契約後にキャンセルできる?
売買契約を締結した後に、
「やっぱり売るのをやめたい」
となった場合、簡単にキャンセルできるとは限りません。
契約内容によっては、手付解除や違約金などが関係する場合があります。
そのため、
契約書の内容を十分に確認してから署名・押印する
ことが重要です。
分からないことは、契約前に不動産会社へ確認しましょう。
STEP8|決済・引き渡し
売買契約を締結した後、契約で定めた日に決済・引き渡しを行います。
決済では、
買主 → 売主
へ売買代金が支払われます。
住宅ローンが残っている場合には、その残債を返済し、必要な抵当権抹消手続きを進めます。
その後、
鍵や関係書類などを買主へ引き渡します。
これで不動産売却が完了します。
不動産売却にはどのくらい時間がかかる?
不動産売却にかかる期間は、物件や市場状況によって大きく異なります。
一般的には、
査定・売却準備
↓
販売活動
↓
購入希望者探し
↓
売買契約
↓
決済・引き渡し
という流れになるため、すぐに売却できるとは限りません。
特に、
- 売出価格が相場より高い
- 特殊な土地
- 築古住宅
- 空き家
- 購入者が限定される物件
などの場合は、売却期間が長くなる可能性があります。
そのため、
「○月までに売りたい」
という希望がある場合は、できるだけ早めに不動産会社へ相談しましょう。
不動産売却にかかる費用も忘れずに
不動産売却では、売却代金がそのまま手元に残るわけではありません。
主な費用には、
- 仲介手数料
- 印紙税
- 抵当権抹消費用
- 司法書士報酬
- 測量費
- 解体費
- 不用品処分費
- ハウスクリーニング費
- 引っ越し費用
- 譲渡所得税など
があります。
不動産売却では、
「いくらで売れるか」だけではなく、「最終的にいくら手元に残るか」
を考えることが重要です。
詳しくは「不動産売却に係る費用一覧」の記事もご覧ください。
不動産売却で失敗しないための5つのポイント
1.相場を確認する
査定価格だけで判断せず、周辺の成約事例なども確認しましょう。
2.査定価格の根拠を確認する
「なぜこの価格なのか?」
を不動産会社に聞くことが大切です。
3.売却期限を決める
「できるだけ早く」ではなく、
「半年以内に売りたい」
など、具体的な目標を決めます。
4.売却費用を把握する
仲介手数料や税金などを事前に確認し、手取り額を計算しておきます。
5.不動産会社と販売戦略を相談する
価格だけではなく、
「誰に、どのように売るのか」
まで考えることが重要です。
松本市・長野県で不動産を売却するなら
松本市や長野県で不動産を売却する場合、
- 戸建て住宅
- 土地
- 中古住宅
- 空き家
- 相続した実家
- 築30年以上の住宅
- 古家付き土地
など、物件によって売却方法が異なります。
例えば築古住宅なら、
「中古住宅として売る」
のか、
「古家付き土地として売る」
のか、
「解体して更地として売る」
のかを検討する必要があります。
また、空き家の場合は、建物の状態が悪化する前に売却・活用について検討することも重要です。
不動産売却は「準備」が成功のポイント
不動産売却は、売却を決めてから慌てて準備するより、
早めに査定を受けて、売却方法を考えておく
ことがおすすめです。
例えば、
「半年後に売りたい」
という場合でも、今のうちに査定を受けておけば、
- いくらで売れそうか
- どのくらいの期間が必要か
- リフォームが必要か
- 解体したほうがいいか
- 売却費用はいくらか
などを事前に確認できます。
まとめ|不動産売却の流れを知って、余裕を持って売却しよう
不動産売却は、次の流れで進めるのが一般的です。
不動産売却7ステップ
① 売却相談
↓
② 不動産査定
↓
③ 売却価格・販売方法の決定
↓
④ 媒介契約
↓
⑤ 販売活動・内覧
↓
⑥ 売買契約
↓
⑦ 決済・引き渡し
不動産売却は人生の中でも大きな取引です。
だからこそ、
「いくらで売れる?」
だけではなく、
「どのように売る?」
「いつ売る?」
「費用はいくら?」
「最終的にいくら手元に残る?」
まで考えることが大切です。
松本市・長野県の不動産売却ならジェイルス不動産へ
「不動産を売りたいけれど、何から始めればいい?」
「自宅を売却して住み替えたい」
「相続した実家を売りたい」
「空き家を売却したい」
「築30年以上の家でも売れる?」
「土地だけ売りたい」
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不動産売却は、早めの準備が成功への第一歩です。
